新しい検索エンジンを作りました。ウィキペディア検索【キーワードフォルダ】

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今日は、ウィキペディア検索【キーワードフォルダ】の開発者の瀬端さんにインタビューしました。今ひそかに話題を呼ぶWebサービスが生まれたきっかけや、開発で苦労した点、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

キーワードフォルダは、どんなWebサービスですか?

瀬端 カテゴリ型検索エンジン、というとdmozやヤフーカテゴリなどがあります。これらのカテゴリは人力で作成されていますが、キーワードフォルダはカテゴリを自動で作成します。Googleには関連キーワードの提案機能がありますが、これをより強力にした検索エンジンとも捉えられると思います。つまり、検索をすると豊富な関連カテゴリが階層化されて表示されます。

キーワードフォルダ自体は汎用検索エンジンとして開発していますが、現在は、ウィキペディアの専用検索エンジンとしてサービスを公開しています。

ウィキペディアを詳しく検索したい場合にお使い頂けます。ウィキペディアは大量のページを持っていますが、既存の検索エンジンではキーワードに関連するページの全体を眺めたり、分類をたどることはできず、ウィキペディアの全体像や細部を直感的に把握することはできません。しかし、キーワードフォルダならばそれができます。

ウィキペディアをとくに使う必要を感じない方も言葉の意味を知りたい場合に、ウィキペディア検索【キーワードフォルダ】を使ってみてください。言葉の意味の広がりを新しい形で知ることができると思います。

そもそも キーワードフォルダ を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

瀬端 初めてWebサイトを作成したときに、dmozへ登録したいと思ったのにdmozが仮死状態でした。なんだか不平等だなと思ったのがきっかけで、カテゴリを自動作成できないかと考えるようになりました。

その頃はhtmlすら書けない状態でしたので、アイデアだけが先行して苦しい時期が続きました。私は数学科出身なので、アイデアというか理論というか、考え方が先にできて、開発技術の習得に時間がかかりました。

機能面でこだわった点などありますか?

瀬端 多くの労力を自動カテゴリ化の技術に費やしました。どのようにすれば有意のカテゴリを分析・抽出できるのかにこだわっています。自動カテゴリ化は言葉という対象をどう捉えるかが出発点であり、この問いには様々な答えがあると感じています。

さらに、UIにもこだわりました。階層化されたカテゴリをいかに自由自在に操作できるか、を目標に独自のツリー操作テーブルを思いつき、デザインを作り込みました。

キーワードフォルダ はどういったユーザーに利用してもらいたいですか?

瀬端 まず、生活の中で気になった言葉の意味や知識の確認のために気軽に使ってもらいたいと思います。何かの言葉について詳しく知りたい、知識・分野全体の内容を把握したいというときに使って貰えれば、Google検索よりも役に立ちます。(モバイルからも利用できます。)

さらに、ウィキペディアのユーザー、作成に関わる方々に利用されるようになったら嬉しいですね。

最後に、これからの目標について教えてください。

瀬端 開発当初に思い描いていた最低限の機能は整えられたかなと思いますので、これからはユーザー認知度の向上にも力を入れていきたいと思っています。とはいえ、まだまだ開発したい機能が山ほどあり、これからも一つづつ改良を施して行きたいと考えています。継続してご利用頂けたら幸いです。


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