感想がもらえない!?と嘆くすべての作者さんへ。初心者歓迎小説投稿サイト創作は力なり 開発者インタビュー

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今日は、初心者から上級者まで歓迎の小説投稿サイト「創作は力なり」の開発者の遠藤敬之さんにインタビューしました。今ひそかに話題を呼ぶWebサービスが生まれたきっかけや、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

初心者歓迎投稿サイト「創作は力なり」は、どんなWebサービスですか?

遠藤 一言でいえば「小説投稿サイト」。自分で書いた小説を公開したり、既に投稿されている小説を読んだり、感想や批評を書いたりもらったりと、小説を通じてコミュニケーションがとれるサービスです。最近小説を書き始めた初心者の方から、プロを目指す上級者の方まで、どなたでも歓迎しています。小説デザインを編集し、挿絵の表示や連載もできる小説投稿室と、グラフを用いた評価ができる小説鍛錬室がありまして、内容はまだまだ拙いですが、小説講座やコラムも開設しております。

感想がもらえない!?

そもそも 「創作は力なり」 を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

遠藤 自分で書いた小説を読んでもらいたい、感想や批評をもらいたいという思いがきっかけでした。もともとは私も、ある他の小説投稿サイトを利用していました。そこでは、作品の閲覧数が分かる機能がついていたので、カウンタが回るのを見て一人でニヤニヤしたり……(笑)ただ、徐々に不満というか、疑問がわいてきたんですね。

それはどんな疑問でしょうか?

遠藤 閲覧数は分かるのですが、感想、批評が一切つかない。読んでくれた人がいるだけで嬉しいと最初は思っていたのですが、面白いと思ってくれたのか、つまらないと感じさせてしまったのか、それすらも分からない。そもそも、本当に読んでくれているのだろうか……と。そのとき思ったんです。「感想等がもらえずに嘆いている人は、他にも、もっといるんじゃないか」って。だったら、「自分でもっと感想等のやり取りが活発なサイトを作りたい!」となったわけでした。

開発者が参加するWebサービス

なるほど。確かに、ネット上では非常にたくさんの小説であふれていますからね。感想などがもらえないことも多いと思います。そういった現状を受けて、ご自身でサイトを作られる際に何か工夫などされたのでしょうか?

遠藤 工夫といえるかは分かりませんが、「小説鍛錬室」に投稿された作品について、「感想&批評率」を表示するようにしました。感想&批評率とは、「感想や批評がついた作品数」を、小説鍛錬室に投稿された作品総数で割り返して求めた割合です。この割合を、私を含めた利用者さん全員で高めていきたいな、というわけです。

「私を含めた」ということは、遠藤さん自身も作品や感想などを投稿されるのですか?

遠藤 もちろんです! 私は、小説など作品自体だけではなく、それにつけられた感想や批評といったものも、一つの「作品」だと考えています。そして、そうした作品が集まったWebサイト自体が、一つの大きな「作品」であると思うんですね。なので、「作って終わり」ではなくて、私自身も、いち利用者として参加して、もっともっと活発なサイトにしていきたいと思っています。

最近の小説投稿サイトは、出版社等の法人が運営していることが多くなってきましたので、もしかすると、上のようなサイトの開発者が参加するという点が、他の小説投稿サイトと異なる点かもしれません。

7つの要素で評価ができるレーダーチャート

そうだったのですね。他にも、機能面でこだわったことなどありましたら教えてください。

遠藤 最初に少し触れましたが、「小説鍛錬室」では、7つの評価項目を用いたレーダーチャートによる評価が可能です。

1.起承転結など文章の構成力を表す「ストーリー」。

2.言葉で表せない強烈な印象を受けた度合いを表す「感動」。

3.魅力的な登場人物について表す「キャラクター」。

4.人物のイメージのしやすさを表す「人物描写」。

5.情景のイメージのしやすさを表す「情景描写」。

6.論理性、説得力を表す「リアリティ」。

7.知的な面白さを表す「ウィット」。

私は、主観的な要素もあるため、他作品との比較を点数でするのは不可能だと考えています。そのため、その作品の中で一番良かった項目を100点とし、各要素のバランスを見て、自分の長所短所を知るのに役立ててもらいたいと思っています。

最後に、これからの目標や思いについて教えてください。

遠藤 オンライン小説は星の数ほどあって、小説投稿サイト自体もいまや数えきれないほどあります。そのようなオンライン小説戦国時代(笑)の中、どうやって生き残っていけばいいか。それは、「感想等のやりとりが活発である」ことではないでしょうか。

私は、自分の作品に感想等をもらえたときの嬉しさを知っていますし、自分の書いた感想等を作者の方が「ありがとうございます!」と言ってくれたときの嬉しさも知っています。そういったやり取りの中で、執筆力を高めていくのが大事なんじゃないかなぁ、と思うのです。

それには、私一人では限界がありますので、利用者の方々同士がやり取りをし易いサービスを、いち利用者として考え、実現していくのが目標です。当面は、感想&批評率を80%以上にすることが目標ですね。

私のサイトの中で小説を書くことの楽しさを知ってもらえて、いずれは書籍化を視野にいれたサイトに投稿したり、新人賞に応募するなど、そういったことに少しでも役立ててもらえたなら、望外の喜びです。


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