Twitterアカウントを安全に共同運用できるWebサービスMUTMOTA 制作者インタビュー

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今日は、Twitterアカウントを安全に共同運用できるWebサービス「MUTMOTA」の制作者の松元 友太さんにインタビューしました。サービスが生まれたきっかけや、開発でこだわった点、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

MUTMOTAは、どんなWebサービスですか?

松元 友太 はい。パスワードを共有することなく集団の公式Twitterアカウントへ複数のユーザーが簡単に投稿できるようにする、セキュリティが気になる方にオススメのWebサービスです。

部活動など小規模な公式アカウントでは、パスワードをメンバーで共有している例が多いようです。ただ、これってセキュリティ上危険ですよね。脱退メンバーの権限管理とか、スパムアプリに登録されないかとか、漏洩したら大変だとか。関係する方々からの信頼を損ねぬよう、このようなリスクに仕組みの面から対策をとる必要があるはずなんです。

どうすればいいかと言えば、メンバー一人ひとりにIDとパスワードを割り振って、権限制御を「人」単位で行えばいいんです。――あるメンバーが脱退したらそのメンバーのアクセスだけを無効化する。不慣れなメンバーにはスパムアプリに登録するような権限を与えない。安全になりますよね。

MUTMOTAは、その仕組みづくりによって公式Twitterアカウントの安全な共同運用をシンプルにサポートするWebサービスなんです。

そもそもMUTMOTAを作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

松元 友太 以前、ある集団で公式Twitterアカウントの管理担当を務めておりまして、その時はパスワードを数人で共有していたんです。その中の一人が、個人のアカウントでスパムアプリに引っかかっていたんですよ。他の人が個人アカウントで引っかかってくれる分には「残念だったね~」「使い慣れていこうね~」で済んだんですけど、その時は内心ぞっとしましたね。私の管理してるアカウントで引っかかられたらどうしよう、って。

そこでTwitterアカウント共同運用のあるべき姿を考えたのが、MUTMOTA制作のきっかけです。

その、管理担当者時代の経験って、このサービスのどこかに活きていますか?

松元 友太 運営を完全無料で行うことは必須だと考えました。もし自分なら、こういったサービスにお金を払うほどの余裕はないですから(笑)

その当時、似たサービスがないか、結構探したんです。仕組みや考え方としてはよくありそうなもので、作るのも難しくないはずなので、あるはずだと思ってたんですよ。でも、有料だったり、スマフォからでは使えなかったり、個人のTwitterアカウントをまず用意せねばならなかったりで、私のニーズに合致したアプリ・サービスはなかったんですよね。その意味では、その時に必要としていた要件が盛り込まれたサービスと言えます。

機能面でこだわった点などありますか?

松元 友太 Twitterの多くの機能のうちどこを削ぎ落としどこを残すか、その選定に苦心しました。開発中バージョンでは「お気に入り登録」「リツイート」「メンション」など多様な機能があったんですが、結局リリース版では「ツイート」(画像付き・位置情報付き選択可)のみに絞りました。タイムライン表示もダイレクトメッセージ表示もありません。これで、ユーザーの操作する画面はかなりシンプルで見やすいものになったんじゃないかと思います。

もちろん、利用者様からのご希望が何件かあれば、それに合わせて機能を付加してゆくことは考えておりますが、シンプルさとの共存は常に意識していきたいものです。

他に似たサービスがあるんですか。

松元 友太 ええ、ありますよ。

例えば「TweetDeck」という有名クライアントでは、グループ運用(contributor)機能があります。それから、探したところだと「つぶやきデスク」さんにも同じような機能が備わっていました。

利用者的にも技術的にもそれぞれ特徴がありますので、見比べてみるのも面白いかもしれません。

最後に、これからの目標について教えてください。

松元 友太 うーん。利用者さん、特に管理担当者さんのご意見を聞いて、機能を拡充していくことですかね。管理系の機能はまだまだ充実させられるんじゃないかと思っているので。

MUTMOTAを利用した共同運用アカウントがより素敵な投稿でタイムラインを彩るよう、願っています。


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