東証の適時開示情報の検索エンジンTDnetSearch 開発者インタビュー

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今日は、東証の適時開示情報の検索エンジン「TDnetSearch」の開発者のABARSさんにインタビューしました。今ひそかに話題を呼ぶWebサービスが生まれたきっかけや、開発で苦労した点、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

TDnetSearchは、どんなWebサービスですか?

ABARS 東証のTDnetに公開された適時開示情報を検索できるサービスです。企業名で検索することで、決算書や説明会資料を閲覧することができます。また、株主優待で検索することで、株主優待の変更情報を閲覧することができます。検索結果に本文も表示されるため、PDFを開かなくても概要を把握することができます。

そもそも TDnetSearch を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

ABARS 東証の適時開示情報は企業名では検索できるのですが、本文から検索できませんでした。そのため、株主優待としてクオカードを出している企業を検索したくても、検索できないという問題がありました。また、東証の適時開示情報は1ヶ月を経過すると、表示できなくなるため、とても不便でした。TDnetSearchはこれらの問題を解決し、シンプルで強力な検索を提供します。

機能面でこだわった点などありますか?

ABARS Googleアカウントでログインすると、企業名でブックマークをすることができ、その企業が適時開示を出した場合に通知をすることができます。また、PERPBRなど、企業の参考指標をベースに検索することができるため、バリュー株に関連する情報だけを検索することもできるようになっています。

スマートフォンには対応していますか?

ABARS TDnetViewというコンパニオンアプリも提供していまして、アプリから検索をすることもできます。もちろん、TDnetSearch自体も、スマートフォンからアクセスした場合は、スマートフォン向けのレイアウトになります。

開発はどのように行いましたか?

ABARS バックエンドはGoogleAppEngineを使用しました。アプリは特にフレームワークは使用せず、XcodeEclipseを使用しました。開発期間は、バックエンド2ヶ月、Androidアプリ2ヶ月、iOSアプリ1ヶ月というところです。全て1人で開発しました。

最後に、これからの目標について教えてください。

ABARS 長期的には、集積した適時開示情報の分析を行うことで、より付加価値の高い投資情報の提供を行いたいと考えています。例えば、バランスシートの分析や、売掛債権からの企業間の取引状況の抽出、賃貸不動産の含み益の解析など、現状の参考指標ではカバーできていない情報は数多く存在すると考えています。また、まだサービスを開始して1年程度なため、検索できる期間に限界があります。長くサービスを続けていくことで、より多くの情報を検索できるようにしていきたいです。


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