企業のアイデアコンペにこたえて少額賞金が獲得できるサービスアイデアシェア の中の人に聞きました。

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今日は、企業からのアイデアコンペで賞金ゲットできるサービス「アイデアシェア」の開発者のアイデアシェア大橋さんにインタビューしました。今ひそかに話題を呼ぶWebサービスが生まれたきっかけや、開発で苦労した点、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

アイデアシェアは、どんなWebサービスですか?

大橋 中小企業からのビジネスの課題を、登録したアイデアマンがアイデアを出して答えるサービスです。立ち上げてから日が浅いですが、優秀なアイデアには少額賞金がつきます。お金だけでなく、アイデア力を鍛えたり、プロジェクトに参加できるというようなユーザーにとってのメリットをもっと提供していこうと考えているところです。

ここでいうアイデアマンとは、アイデアを出したいとか、アイデア力を試したみたいという登録者のことを指します。

そもそも アイデアシェア を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

大橋 普段からアイデアコンテストへのアイデア提出や新規事業の相談に乗っていたのですが、多くのアイデア共有サービスというものがそこまでうまくいってない印象を受けました。同時に知りあった友人と話をする中で、アイデア力を測定するみたいなTOEICのアイデア版みたいなのが出来ないかというアイデアが出てきました。

Webサービスという形にこだわりはないのですが、低コストで簡単に形にできてというところを考えると、今のようにまずはプロトタイプを作って試すことが必要だと感じて、作ろう!ということになりました。

アイデアシェアでどんなことを目指していますか?

アイデアシェア大橋 あまりまとまってないのですが、現時点で言えることは以下の3つです。

1つは、アイデアを出すということはとてもポジティブになれます。楽しい!面白い!わっはっはみたいなものもあれば、空想や妄想を肯定して超クリエイティブなことが可能です。いわばアハ体験で脳が嬉しいみたいなことをもっと色々な人に体感してもらう機会ということです。

2つ目に、アイデア自体を価値としないという考えも分かるのですが、実際にアイデアだけを出すのも大変です。そこで、アイデアを少しでも出してもらえたら良いことになる。例えば賞金は少額ですのであまりお力になれないですが、アイデアや発想や企画、ビジネスなどの学びや成長、他の人のアイデアから学ぶ、今の企業の生の課題に触れるなど学べることは結構提供出来ると思っています。

3つ目に、個人的にはアイデアシェア自体を一つのシゴトとしてマネタイズしていくプロセスを勉強していくことです。将来的には売却出来れば嬉しいですが、先は長そうですね(笑)

サービスリリース後の状況はどうでしょうか?

大橋 2016年の4月5日にオープンしました。基本的に当サイトの技術面や機能面は、shareinfoというサービスを使っているのと、現在モニター期間なので営利活動はできない状態です。9月15日頃から、正式サービス予定なので、それに合わせてアイデアシェアも今のプレサービス状態から、ベータ版へ目指しています。

7月12日時点で、登録者は40名、完了したアイデアコンペは1件(PV約1200、アイデアコメント14で無事完了)、PVはあまり参考になりませんが、月間3000程度でまだまだこれからというところです。

マネタイズや収益の上げ方を教えて下さい

大橋 現状では、2つくらいです。実際に行うのは先程述べた通り9月中頃ですが。

1つは、企業からのアイデアコンペ掲載フィーとして頂き、アイデアマンへの賞金の差額を得るいわば掲載料(企画料)を頂くというものです。

2つは、そもそも会員コミュニティとして、月額500円とかでコンテストやアイデアプロジェクトに参加出来るとか、そういった会費制を考えています。

他にもマネタイズ出来る部分は、サイトが成長してこればあると思います。ただ、現状でも、1については多くの先達サービスが継続できなかった点でもあります。要するにアイデア募集するクライアントの定期獲得が難しいわけですね。これは何か仕組みを考えていく必要がありますね。

アイデアシェア自体の強みはありますか?

大橋 これとい強みはまだ言い切れないので、結構難しいですね。ただ、現状把握しているのはいくつかありますよ。

1つは、アイデア投稿サービス自体がニッチな部分があります。とはいえ成功とか継続できなかったサービスがいくつかあって、それらは徹底的に研究していく必要があります。そういう意味で、クライアントを中小企業のアイデアクラウドソーシングみたいな位置づけは一つの強みになりそうです。

2つ目に、色々なユーザーさんがいるとは思いますが想定しているのは、会社員などの勤めている人や主婦や学生などの方です。ユーザー自体、プロでお金を取っている人がやるのもありですが、アマチュアで別にアイデア出しや実績がなくてもオッケーです。そういう意味ではカオスになるのですが、これに関しては一定の教育というと偉そうですが、学ぶコンテンツを提供していくことで、ユーザー自体のアイデアの総合力?みたいなのは増やせると思っています。

アイデアシェア自体の強みはありますか?(続き)

大橋 3つ目に、1の逆視点ですが、そもそもマッチングの仕組みとか、運営サポートの手数の割に儲からない事業です(笑)だから大手はあまり積極的にやれないというかやろうとしても、マネタイズしづらくてやらないというのがあります。ここにさらに強みを入れて、例えばコミュニティや独自の仕組みを入れていけば参入障壁は高いかなと思います。例えばサイトサービスとかデザインを真似ても、あれうまくいかないぞ?となるわけですね。

検証中でこれという強みは固まっていません。ただ、サービスとして出していって使ってもらいながら改善していくと、あまり無駄な時間を使わないことになりそうです。例えば想定しているお客さんがいないケースもありえますし、全く違うユーザーニーズがあるかもしれません。それはそれで楽しみですね!

最後に大橋さんみたいに、非エンジニアの人でサービスを作りたいと思っている読者の方へ、何かアドイスできることがあればお願いします。

大橋 僕自身は非エンジニアではなく元プログラマなのでちょっと違うんですけど、ただWebサービスとかWebサイトを作れるエンジニアではないので嘘ではないですね。

実は個人でサービスを作るのは初めてではないんです。以前ロゴを売るサービスを作ったんですが、お客がつくまでいかずに終わりました(笑)その時感じたのは、オープンソースを改造して使っていたんですが改造がめちゃくちゃ工数がかかって、肝心のサービスを広げるとか、知ってもらうとかにリソースを使えなかったんですよ。

自分の時間は個人サービスであったり、小さい会社がやるなら何かマンパワーがあるわけではないでしょう。あとお金もありません。だから、今回はsharefinoという外部サービスを使って最短で作成して、サービスがうまく届くか、ユーザーがちゃんとサービスを体験したり使えるレベルになるか、仕組みとして何回も回せられるかなどを検証してみるという視点で作りました。

これからサービスを作りたいという非エンジニアの人は、まずは使える外部サービスを調べて、技術がなくてもある程度出来ることを知ったほうがいいと思います。


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