読み手を気にせず自分の距離感だけで書く日記ウェブサービスSONOWATA 開発者インタビュー

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今日は、読み手を気にせず自分の距離感だけで書く日記ウェブサービス「SONOWATA(ソノワタ)」の開発者の青沼さんにインタビューしました。今ひそかに話題を呼ぶWebサービスが生まれたきっかけや、開発で苦労した点、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

SONOWATAは、どんなWebサービスですか?

青沼  簡単に言うと日記をつけることができるウエブサービスです。

 これだと単にブログサービスになってしまうのですが、SONOWATAは「誰が書いたか」より、「いつの自分を書いたか」に重点を置いています。このことから、プロフィールを入力する場所がありません。

 SONOWATAでは、自分のことを他人に紹介する必要はありません。ユーザー名を表示する場所がありません。だから、誰が書いたものか分かりません。もちろん、ユーザー名で日記の一覧を表示することもできません。  コメント機能はありません。メッセージ機能はありません。星を付ける機能はありますが、評価ではありません。デザインが星なだけです。自動でシェアや拡散する機能はありません。

 無いものだらけでシンプルです。

そもそも SONOWATA を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

青沼  今では多くのSNSやブログサービスがありますが、いずれのサービスの利用者も、そのサービスや媒体に応じて人格を調整する必要に迫られています。簡単に言うとSNS疲れです。

 人は情報を求めてインターネットを利用しているのに、利用している本人は個人を求められていると思ってしまう。そう思っている人はもうクタクタです。でも本当の自分はそこにいる自分だけではない、と自分の一部しか知らない人には言えません。言うと何故かトラブルの元になるからです。

 また、人にはそれぞれ距離感があります。それを相手に応じて自分がコントロールして生活しています。インターネットというもう一つの現実世界では、多くの人がこの距離感に悩んでいるようです。人は自分で他人との距離感をコントロールできないと、ストレスが溜まるのだと思います。

 これでは自分の思いを自由に表現するには、よほどタフな人しかインターネットを利用できないと思いました。そんな中、自分の距離感をインターネット上でコントロールしながら、本当の自分の思いを自由に、安心して表現できる場所を作ろうと思ったのがきっかけです。

機能面でこだわった点などありますか?

青沼  とにかく、何も無い事です(笑)。他のサービスを見ると多くの機能が実装されていて、こちらも多機能にしなくてはとジレンマに陥ることもありましたが、結局実装しませんでした。

 こんなサービスですが、ちゃんとこだわり機能は実装しました(笑)。記憶を呼び起こすのに必要な要素です。音声と映像のアップロードと再生については、今後提供予定の有料プランで実行が可能です。

 また思い出の場所を地図に表示して残すことができます。

どうして音声と映像を分けたのですか?

青沼  有料オプションの中でも特にこだわって実装しているのが「音・声」ファイルのアップロードです。風の音、犬の鳴き声、電車の音、超音波画像と共に流れる赤ちゃんの心音など、人には印象に残る音や声があります。それを映像とは切り離して記録しておけるようにしたかったからです。

 音だけで記憶を蘇らせる。そこには自分が書いた文章がある。これは映像にはできない、記憶たどりの楽しみ方です。

最後に、これからの目標について教えてください。

青沼  やはり、先ずは認知です。今どきの自分の言葉をインターネット上に公開するサービスとしては、ちょっと異色です。でも、既に利用して頂いている方々はSONOWATAの心地よさに気付かれているようです。使ってみて欲しいです。

 また将来は有料プランも使えるように現在は準備中です。SONOWATAのコンセプトはそのままに、機能を拡充したものになるはずです。

 ここからが本当のマネタイズだと考えていますが、先ずは無料プランでSONOWATAの使い心地と快適さを味わっていただきたいです。


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