被災者を助けるためのクラウドファンディング『kokoro』はなぜ常識を変えるのか!?

2 SHARES

今日は、被災者を助けるためのクラウドファンディング『kokoro』の代表、西村成城(にしむらまさき)さんにインタビューしました。今常識が変わるとひそかに話題になったこのサービスが生まれたきっかけや、込めた想い、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

被災者自身が助けを求められる日本唯一の場所

被災者を助けるためのクラウドファンディング kokoroは、どんなWebサービスですか?

西村成城 一言でいうと、被災者自身が助けを求められる日本唯一の場所、でしょうか。

被災者を助ける方法は今まで二つありました。一つ目は実際に被災地に赴きボランティア活動を行うこと。二つ目は日本赤十字社や青い羽根募金などのボランティア組織、団体に寄付をすることです。

行動による支援、お金による支援。これだけで十分じゃないかと、私もそう思っていました。しかし実態は違いました。実際のデータでは「寄付先の使い道が明確で、有効に使ってもらえること」を重視する寄付者は46.1%に上っています。

kokoroでは被災者自身が支援を募ることで、本当に必要な用途のために、必要なだけの支援を募ることが可能となっています。これができるのは現在kokoroだけです。

助けを求めている人はいるはずだが・・・

そもそも 被災者を助けるためのクラウドファンディング kokoro を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

西村成城 私が小学生のころ、kokoroを思いつくに至った根本となるような出来事がありました。

私がまだ小学3年生のころ、友人がペルテス病という十万人に一人しかかからないという難病にかかりました。詳しいことは覚えていないのですが、手術、入院などを含んだ治療には莫大な資金が必要であり、その友人の家計はとても苦しかったそうです。

そんな中、クラスのみんなでおこづかいを出し合い彼を助けようと学級委員が提案し、みんなでなけなしのお金を出し合って、みんなで病院に行きお金を渡しました。大した金額にはなりませんでしたが、それでもやっぱり助け合うことは大切だと学ぶことができました。

と同時に、彼の周りにはたまたま自分たちがいたからよかったものの、他の人はどうなんだろうと漠然とした不安に駆られました。常に助けを求めている人はいるはずですが、助けを求める場がないのです。

そこから「誰もが助けを求められる」仕組みを創るべきなのではないかと考えるようになりました。そして昨年の夏ごろ、クラウドファンディングという仕組みに出会い、この仕組みを応用するという考えに至りました。

安全を保証するための五つの対策

安全性はどうでしょうか?一般的には詐欺等を疑ってしまいそうになりますが。

西村成城 kokoroは利用者にとって絶対安全であると断言できます。利用者の安全を保証するため、以下の五つの対策を講じております。

一つ目に支援者の支援額全額補償。二つ目に支援募集者(被災者)へ個人情報の提出を義務付け(実在確認を行うということです)。三つ目に支援募集者(被災者)へ最低でも月に一度以上の近況報告を積極的に推奨。四つ目に支援募集者(被災者)へ無作為にインタビューを行うことへの同意を義務付け。五つ目に支援募集者(被災者)へ領収書の画像の提出を義務付けます。

以上の方策により利用者の安全を保証させていただいております。

なるほど、詳しく教えていただいても?

西村成城 もちろんです。

1.支援者の支援額全額補償。支援者の支援額全額を補償させていただきます。期間制限を設けず、その理由の如何を問わず、要請があれば迅速に支援者に支援額全額を返金致します。

2.支援募集者(被災者)へ個人情報の提出を義務付け(実在確認を行います)。支援募集者(被災者)に対し個人情報の提出を義務付け、実在確認を行うことで、架空の人物や他人に成りすまして支援を募ることを事前に防止します。

3.支援募集者(被災者)へ最低でも月に一度以上の近況報告を積極的に推奨。支援募集者(被災者)に対し月に一度以上の近況報告を推奨させていただきます。これにより現在被災者がどういった状態なのかを確認できるように致します。近況報告の投稿がない場合案件の取り下げ等の対策を講じます。

これに加え、安全を保証するためにあと二つの方策について説明させていただきます。

かなり安全性にこだわっていますね。

西村成城 ええ、安全性は何より重要なことですので。

4.支援募集者(被災者)へ無作為にインタビューを行うことへの同意を義務付け。支援募集者(被災者)に対しランダムにインタビューを行います。基本的にインタビューの拒否はできないものとして同意していただくため、掲載された用途に適切な配分で資金が使われているかのチェック機能を有します。

5.支援募集者(被災者)へ領収書の画像の提出を義務付け。支援募集者(被災者)に対し、支援された金額がきちんと掲載されたとおりに使われているかどうかの確認として領収書の提出を義務付けます。領収書の確認ができている案件には領収書確認マークを示し、案件の信頼性を保証します。

これらの方策により、kokoro利用者の安全は保証させていただいております。

仕組みによって人を助ける

最後に、これからの目標について教えてください。

西村成城 私の最終的な目標は、全世界の人を幸せにすることです。そのためには助けが必要な人を助ける必要があります。それもただ助けるのではなく、「仕組みによって人を助ける」ことが重要です。なぜなら、一人助けが必要な人がいれば、同じ理由で助けが必要な人が無数に存在するからです。それなら、仕組みを変えるほかありません。そのための第一歩がkokoroなのです。

被災者を助けるためのクラウドファンディングkokoroを、どうぞよろしくお願い申し上げます。


SHARE

応援したいと思ったらシェア

2


Discussion



Recent posts