古い翻訳に苦しむプログラマーを無くしたい!対訳による翻訳サービスTaiyaq 開発者インタビュー

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今日は、対訳を共有することで最新のライブラリのドキュメント翻訳を読めるようにするサービス「Taiyaq」の開発者のm0aさんにインタビューしました。今ひそかに話題を呼ぶWebサービスが生まれたきっかけや、開発で苦労した点、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

Taiyaqは、どんなWebサービスですか?

m0a 簡単に言えば翻訳サービスです。今ってたくさんのプログラミング言語やライブラリがすごい勢いで登場してきてとても翻訳が追いついていないですよね。そこを解決しつつ古い翻訳を自動的に排除する機能もあります。

そもそも Taiyaq を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

m0a ライブラリとかプログラミング言語を学ぶ時に、やっぱり英語だとつらいんですよね。ただでさえ難しいことを新たに学ぼうというのに英語という壁で思考を100%学習に持っていけない。

だからちょっと翻訳がないかなーって探すんですよ。そうすると人気があるライブラリとか言語ならだいたいあるんですけど、、、、上手く動かないんですよね。なんでだろう、なんでだろうって悩んでいるとまぁ大体バージョンが合っていなかったりする。これってプログラマーあるあるじゃないでしょうか?結局原典である本家サイトが一番確実です。じゃあ本家サイトを手軽に翻訳できればいいじゃないかと。

それってGoogle翻訳みたいな?

m0a

そうです。そうです。でもあれってちょっとイマイチなことないですか?例えばGoogle自身が作っているGo言語ってあるじゃないですか。あれを囲碁と翻訳する事があるんですよね。それにある程度ちゃんと翻訳できても読みやすいとは限らないじゃないですか?だからGoogle翻訳を使うにしても人間が推敲する仕組みがほしいんですよ。

Qiitaとか既存のブログの翻訳記事とかじゃダメなんでしょうか?

m0a

翻訳するのはいいんですけど、その後放置しがちなんですよね。自分もQiitaに記事を投稿するんですが、一番人気は結局、翻訳記事だったりします。しかも「いいね」は放置しててももらえるんで、つい新しい記事は書くけど古い記事はそのまま放置気味だったりします。そうすると先程言ったような悲しい出来事が起こる原因になるんですよね。

Taiyaqだと放置されることはないということですか?

m0a

Taiyaqの仕組みから先ず説明させて下さい。名前の由来どおり対訳を共有するサービスなんです。つまり対訳を保存しておいて直接ライブラリのドキュメントサイトや言語のサイトを翻訳します。本家の英語サイトが更新されて対訳が合わなくなるとそこは、英語のままになって翻訳されません。つまり古い情報は自動的にフィルタされるんです。古い対訳でも元々の英語ドキュメントとマッチしていれば翻訳されるので確実に新しい情報が日本語で読めることが保証されるわけです。

それだと虫食いの翻訳になりますけど

m0a

そうです。でもchrome-extensionの機能を利用してブラウザが翻訳ツールとなるので、その場で足りない対訳の翻訳作業が可能です。読者が足りないと思ったところ読者自身がその場で翻訳してしまうわけです。更に評価する仕組みも作ったので全体的な調和がきちんとして読みやすいドキュメントが優先して翻訳できるようにします。ここはある程度翻訳が揃ってからの話ですが。

機能面でこだわったことはありますか?

m0a できるだけキーボード操作だけで翻訳を進める作りにしました。最初はそういう機能は後回しにしていたんですけど、そもそもchrome-extensionの作り方とかフロントエンドのReactとかの学習に翻訳しながらやっていたので時間がかかるなーと思ってキーボードショートカットをつくったら凄く捗るようになりました。

最後に、これからの目標について教えてください。

m0a 今はReact-nativeの学習を進めつつAndroid版を作ろうとしています。やっぱりスマホでも翻訳が読めたほうがいいと思いまして。ドッグフーディング開発なので、効率よく翻訳ができる仕組みを率先して取り入れようと思います。それにしてもReact-nativeいいですね。凄くReactのままなんでTypeScriptとの相性も良さそうです。


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