こんなのあったらいいな…をたった1週間で作ってみたお薬えらびアプリの開発者2人にインタビュー

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今日は、あなたの症状に合ったお薬を選んでくれるWebアプリ「お薬えらびアプリ」の開発者のお薬えらびさんにインタビューしました。今ひそかに話題を呼ぶWebサービスが生まれたきっかけや、開発で苦労した点、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

「お薬えらびアプリ」は、どんなWebサービスですか?

Oさん かぜで寝込んでつらくて自宅から出られなくてどうしようもなくてモジモジしているときや、ドラッグストアに来たのにどんな薬を選べばよいか分からず薬を前にしてモジモジしているとき、私たちのこのWebアプリがあなたの症状にピッタリのお薬をスマートに選んでくれます。

そもそも「お薬えらびアプリ」を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

Oさん 私が持っている知識を仕事上で出会う人にしか伝えられないのは残念だとずっと考えてきました。何か社会に向けて、この知識を必要としてくれる不特定の人に向けて、情報を発信したいと思ってきました。そんなの時、偶然?必然?、高いIT技術を持ったMさんから声がかかり、私にとっても願ったり叶ったりの申し出だったのでよしやろう!と即答しました。

Mさん 私はいつも熱中できることを探していて、常に何かを作りたいと考えています。私のやる気スイッチには明確な基準があって、新たに自分の可能性に挑戦できるネタであり、自分の作るモノが社会的に必要とされることを求めています。今回も、ちょうど次は何をつくろうかなぁと考えていたときに、それ作ったら絶対にウケる!っていうネタに出会いエンジニア魂に火が付きました。

こういったアイディアはどんな時思いつくのですか?

Mさん 私たちの場合は、一緒になんかおもしろいもの作りたいよねっていうノリで大学からの帰り道歩きながら話している時にひらめきました。

Oさん じつは、私たち二人とも社会人として仕事をしながら、夜間に開講している情報系の大学に通っています。そこで知り合った学友同士という間柄なのですが、彼はネットワークやセキュリティの専門家、私は薬剤師をしています。二人とも全く異なるフィールドで活躍しているので、もちろんお互いが持っている技術や知識は違っていて、さらにお互いがそれぞれの分野で素人であり玄人であるので、そんな中で情報を交換している時にこのWebサービスを私たちの力で実現させようと盛り上がりました。

なんでもたった1週間程度でリリースしたとお聞きしましたが?

Mさん そうなんです。構想して即行動ということで開発をスタートしました。二人で時間との勝負と誓って、初日にリリース日を先に決めてしまいました。なのである意味、今週中にここまで終わらせるとか、この作業はどっちがやるなどの開発計画は立てやすかったです。

Oさん 二人とも本職と学業に励みながら、リリースまでは大学終わりに毎日のようにミーティングしていました。

機能面でこだわった点や一番苦労した点はありますか?

Mさん 評価のモデルです。今ヒアリング項目としては3段階のものが10個、2段階のものを7個用意しているので、組み合わせは、3^10 * 2^7 = 700万通り以上になり、一通りずつに手作業で薬を当てはめることは到底できません。そこで、ユーザーの症状をユーザーの入力した内容から評価できるように、また、薬の効果を成分から評価できるように、また評価したユーザーの症状と薬の効果の距離を定義し、その距離を使ってレコメンドする薬を選択できるようにすることで解決しました。

ユーザー目線で使いやすくするために工夫したポイントがあるそうですね?

Mさん ユーザーからは自分の症状にあった選択肢を選んでもらうだけで、アプリがその症状に対する評価をレーダチャート化し、そのチャートに最も近い評価を持つお薬を提案します。ユーザーの視点や意識を配慮して、質問の数やその見せ方などの工夫をUI設計に反映しました。

Oさん ユーザーには、できるだけ少ない質問に答えてもらうだけで済むように、質問内容を考えることに苦労しました。少なすぎると評価できないし、多すぎるとユーザーに面倒をかけるのでちょうどいい感じになるようにするために二人で議論を重ねました。

最後にこれからの目標と今後の展開について聞かせてください。

Oさん すでにMさんが述べていますが、今後はどんどんご紹介できるお薬の領域を増やしていきます。またお薬の評価精度を上げることで、ユーザーにより適切なお薬情報を提供できるように更新していきます。ユーザーから、あって良かった、助かったと思ってもらえるWebアプリを目指して、大事に育てていきます。

Mさん 今現在の目標はひとつ、ユーザーがすぐに薬を入手できる仕組み作りです。通常、かぜぐすりは今すぐ欲しいと考えることが多いと思います。しかし現時点での私たちのアプリでは、診断後にAmazonの購入ページを紹介しているだけなので、それではユーザーがお薬を入手するのが早くて翌日になってしまいます。この点はどうにかして解決していきたい課題だと考えています。


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