写真を撮影するだけで思い出を記録できるチェックインアプリLifeSize 開発者インタビュー

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今日は、写真を撮影するだけで思い出を記録できるチェックインアプリ「LifeSize」の開発者のCryptBarley Co.,Ltd.さんにインタビューしました。今ひそかに話題を呼ぶアプリが生まれたきっかけや、開発で苦労した点、そして今後の展開などいろいろ聞いてみました。

LifeSizeは、どんなアプリですか?

CryptBarley LifeSizeは、AI×カメラ×チェックインアプリです。レストランの料理や、旅行中に見た風景、景色など、スポットで写真を撮影するだけで、行った場所や、その人の嗜好、傾向を記録できます。

また、撮影された写真は自動的に加工されて、アルバム風にまとめられます。視覚的に、あなたの思い出を振り返ったり、あなたの個性を眺めることができるのです。

そもそも LifeSize を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

CryptBarley 私たちは、鏡で自分の姿を確認します。でも、もしこの世界に鏡がなかったら、他人より自分の姿が一番よくわからないのではないでしょうか。

LifeSizeは、AIとカメラを使って、外見ではなく個性を写し出す鏡を作りたいという思いから始まりました。

機能面でこだわった点などありますか?

CryptBarley とにかく、ユーザーの手を煩わせないことを重要視しています。

LifeSizeにはアルバムアプリの要素とチェックインアプリの要素がありますが、例えば普通、アルバムアプリは自分で後から写真を選択してアルバムを作らなければなりません。また、チェックインアプリはスポットに行ったとき、チェックインボタンを押さなければなりません。LifeSizeは、「写真撮影」を記録のトリガーにすることで、余分な動作を作らないようにしています。また、写真をAIによって解析することで、情報の入力の手間も省いています。「写真を撮る」という、誰でも日常的に行う行為だけで、アプリ内に自分の分身が生まれるような感覚を作ることが狙いです。

他にこだわりはありますか?

CryptBarley 視覚的な美しさも重要視しています。

完全自動のアルバムといえば、iOSの写真アプリやGoogleフォトの機能などがあります。分類の精度は素晴らしいですが、カメラロールにはダウンロードしただけの写真や、単なるメモ代わりの写真なども入っているのが普通で、こういったものまでアルバムに投げ込んでしまうせいで自動のアルバムは視覚的に煩雑です。LifeSizeは、「写真を撮ろう」というユーザーの意思をスタートにしているので、この煩雑さが回避されています。ここにAIの分類と自動加工が加わって、美しいアルバムが作られます。ある意味、人間とAIの共同作業です。

最後に、これからの目標について教えてください。

CryptBarley いまはまだ、食事や有名スポットしか正確に判定できません。AIの判定精度を向上させて、「個性を写す鏡」というコンセプトを追求することは一つの大きなミッションです。

また、今でも少しできるのですが、ユーザー同士でアルバムの一部を共有し合うということも積極的に進めています。LifeSizeにおいて一つのアルバムは、その人の一つの嗜好、個性です。テキストや写真ではなく、個性という単位を共有し合う新しいソーシャルメディア観を作りたいですね。

また、今は現実の体験アプリの記録という一方向の流れですが、これをアプリ現実という方向にフィードバックするような仕組みづくりを進めています。例えば、LifeSizeのユーザーさんはよく食事を撮影するのですが、その記録を元に、ユーザーに最適化されたメニューを提供する「おまかせ注文」が飲食店舗でできる、というようなことです。

また、飲食に限らず、旅行や観光などのスポットのレコメンドの仕組みも開発中です。自分とよく似た嗜好のユーザーがどんなところに行くのかが分かれば、旅行・観光の過ごし方をより豊かにできるのではないかと考えています。


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